震災から10年が経過する。
時はなにをしてくれたか。
平穏な生活を戻したと安堵すべきか。
魂を奪い、土地の復興を進める人々。
育った街はなく見慣れた景色が無くなって10年。
元に戻ることはないが、
それでも必死に生きている人はいる。
繋ぐ事がすべき事。忘れぬ事がすべき事。
重い十字架を背負った人を何人もみてきている。
それでも必死に生きている。
個人として出来ることは何かと、
いつもいつも考える。
スタートはいつ切ってもいい。
ただ明確な目的を見誤ると、
辿り着けない場所がある。
あれから10年。
自分は何ができただろう。
これから何が出来るだろう。
この節目に様々な関係者と話をして
出来ることを模索していく。
無くしたものを取り戻す為。